
縫い代は今まで手作業で型紙につけてきましたが、X(旧Twitter)で見かけたことをきっかけに、「ぬいしろライナー」を使ってみました。
型紙がペラペラでも大丈夫そう?使いこなせる?と心配でしたが、実際に使った感想をまとめます。


しるし付け『ぬいしろライナー』Clover クロバー とは
ぬいしろ(縫代)とは、服などを縫って作るときに、2枚の布を重ねて端から○mmを縫う場合の”○mm分”のことを言います。一般的に、分厚い布を縫い合わせる場合や、より丈夫にする必要がある箇所などは、ぬいしろを広くしたりします。ぬいぐるみの服の場合は、全体に小さいサイズで作っているため、このブログで紹介している作り方も5mm程度のぬいしろにしています。
ぬいしろライナーは、ぬいしろのない型紙(実際に縫い上がった後のサイズちょうどの大きさの型紙)に、簡単に一定の幅のぬいしろをつけることができます。
しるし付け『ぬいしろライナー』Clover クロバー の良かったところ
実際に使ってみて、使わない場合と比べてここが良いな!と思った点は以下の通りです。
- 一定の幅でぬいしろをつける作業、意外と難しかったので、とても綺麗に簡単にできるのはすごく良い!
- ぬいしろなしの型紙を使用する方が、実際に完成したら布のどの範囲がコスチュームになるのかが分かりやすい。
- ぬいしろなしの型紙を使用して直接布に印をつけた上で、さらにぬいしろライナーを使うと、縫う位置にも簡単に印をつけられてぬいしろの幅を間違うリスクが減った。
しるし付け『ぬいしろライナー』Clover クロバー のイマイチなところ
一般的に衣類などに使うような布地であれば、問題ない場合が多いかと思いますが、ワッフル生地のような表面に凹凸がある布には不向きです。使用できない、わけであありませんがかなり使いづらいです。
また、私自身が愛用しているのチャコペンは、ペン先がボールペンのように円錐形をしており、このぬいしろライナーの中心部分の穴に挿しても反対側にペン先が出てこないため、ぬいしろライナーを使って線が引けないのです。チャコペンのペン先の形状によっては、使えないものもあることに注意が必要です。
ぬいしろライナーと併せて使いやすかったチャコペン
ペン先が細いチャコペンは使用できるため、「紙・布用 自然に消えるしるし付けペン(ダイソー)」が特に使いやすかったです。


実際に使いたいチャコペンで使えそうかどうかを確認のうえ、ご購入されることをおすすめします。
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