布地に印をつけるのに使うチャコペン、気がついたら用途に合わせて8種を使っておりました(!)今回は使い勝手などそれぞれの特徴と、使い道ごとのおすすめチャコペンを紹介します。新たにダイソーで見つけた「しるし付けペン」も使ってみましたが、とてもおすすめです!
普通の鉛筆やボールペンでも布に印をつけることはできますが、やはりチャコペンを使うメリットがたくさんありますので、まだ持っていない方は、ぜひ自分に合ったお気に入りのものを見つけてください。
チャコペンの種類
今回紹介するチャコペンは以下の4種類です。
- シャープペンタイプ
- ボールペンタイプ
- マーカーペンタイプ
- パウダータイプ
手芸店に行くと、鉛筆状のものや昔ながらのチョークタイプもありますが、私は上記4種類が使いやすく愛用しています。
手や布が汚れにくく、鉛筆のように削る必要もないので、比較的手軽に使えます。
上記の形状によるタイプ分けのほかに、大きな特徴として自然に消えるかどうががあります。それぞれ、消えることと消えないことのメリットとデメリットがありますので、使う時の状況に合わせて選んでいきましょう。
自然に消える:目立つような場所に印をつけても気にする必要がない
自然に消えない:印をつけてから、裁断までに日にちが空いても問題ない
チャコペンの特徴
現在使用している8本のチャコペンの特徴を商品ごとに紹介していきます。
白いペンは濃い色の布用、紫やピンクなどの色のペンは、白など薄い色の布用です。白いペンから順に紹介します。
※参考価格は、購入時の価格であり、実際の販売価格は異なる場合があります。
<濃い色の布用>Sewline ソーライン 布用 シャープペンシル
シャープペンシル型なので、線の細さが特徴のソーラインのシャープペンシルです。
愛用しているのは、白色ですが、この商品のカラーラインナップは白の他に、黒、緑、黄色、ピンクの全5色です。本体を購入してしまえば、芯の太さは同じなので、別のカラーの芯に入れ替えて使えます。ペン後端部の消しゴムで消せます。
参考価格:805円(替え芯つき)
<濃い色の布用>クロバー(Clover) アイロンチャコペン
ボールペン型で細い線が描きやすく、またスルスルとインクが出てくるので、フェルトなど表面が柔らかい布でも描きやすいペンです。
参考価格:440円
<濃い色の布用>自然に消える チャコペン チャコエース ホワイトA
マーカーペンタイプのチャコペンです。ペン先が尖っているので、真っ直ぐに立てれば細めの線、角度を付ければちょっと太めの線も描けます。
参考価格:330円
<濃い色の布用>布用 水で消えるしるし付けペン(ダイソー)
100均(ダイソー)で買える手軽なチャコペンです。
(以下枠内はダイソーネットショップより引用)
カテゴリー:ハンドメイド
商品番号:4549131249019
原産国:日本
商品サイズ:6.5cm×1cm×22.2cm
内容量:1個入
種類:水で洗えば消える濃い布にかけるペンタイプのしるしつけペン
参考価格:110円
<薄い色の布用>紙・布用 自然に消えるしるし付けペン(ダイソー)
100均(ダイソー)で買える手軽なチャコペンです。
(以下枠内はダイソーネットショップより引用)
カテゴリー:ハンドメイド
商品番号:4549131249026
原産国:日本
商品サイズ:6.5cm×1cm×22.2cm
内容量:1個入
種類:シャープな線でしるしつけができる!
約2ー10日で自然に消える。専用の消しペンで消せる。
※実際に検証したところ、実際には10日経過した時点ではうっすら色が残っており、完全に消えたのは2週間経過後でした。使う布や、温度湿度などの使用する環境によって、消えるまでの日数は変わります。
参考価格:110円
<薄い色の布用>Sewline ソーライン 自然に 消える ペン 0.8mm パープル
ボールペンタイプのチャコペンです。直液式でインクがスルスル出てくるので、細い正確な線が描きやすい、扱いやすいチャコペンです。
参考価格:385円
<薄い色の布用>アドガー チャコエースツイン
自然に消えるペンの中では一番扱いやすいチャコペンです。紫とピンクで、それぞれ消えるまでの日数が異なり、紫は2日〜5日程度、ピンクは半分くらいで消えます。(使用する布や環境によって異なります。)一本で使い分けができるので、便利です。ペン先の形状は紫とピンクで違いはありません。
参考価格:290円
<黄色以外の色の布用>金天馬/パウダーチョーク スリム 黄
中に粉が入っているパウダータイプのチャコペンです。先の部分に小さな歯車のような形状になっていて、少しずつ粉が出てきます。長い線も途中で薄くなることなく、しっかり発色します。粉がつくので、白い布でも黒い布でも、黄色の布以外なら、ほとんどの色の布で使えます。使ったことはありませんが、このパウダーチョークは黄色のほかには、白、青、赤のカラーバリエーションがあります。
参考価格:605円
実際に線を描いてみました(検証画像)
黒い布、赤いフェルト、白い布、白いフェルトにそれぞれ線を書いて、1分後と2日後の様子です。今回、新品を使用したのは100均の2本のみで、その他のペンは長いと5年以上使っているため、経年劣化やインクの残量が少ないことも影響しているかと思います。
濃い色の布用(白い線)の方は、自然に消えるチャコエースホワイトは全く線が見えなくなりました。
薄い色の布用(紫などの色)の方は、ソーライン、チャコエースツインの紫は完全に消えていました。100均のペンはまだ残っていて、チャコエースツインについては、紫は遅くピンクは早く消えるはずのものですが、今回の検証では紫の方が先に消えてしまいました。普段から紫の方がよく使っていて、すでに何年か使っているペンなので、インクの残量や筆圧などの影響もありそうです。その後、書いてから3日後にチャコエースツインのピンクが、10日後に100均の紫の色がほぼ消え、さらに2〜3日経ってやっと完全に消えました。
自然に消えるつもりで使うのであれば、ダイソーのしるし付けペンの色が消えるまでの期間は、2週間程度見ておいた方が良さそうです。
フェルトに使うならこの2本!スルスルなめらかな描き心地重視
ペン先の形状が普通のボールペンの形なので、インクの出てくるスピードが速く、フェルトなどの表面がでこぼこした布地であっても描き心地がとってもなめらかです。フェルトを使用する頻度が高い方には圧倒的にこの2本がおすすめです。
これだけあればOK!初心者の方向けのおすすめ
100均のダイソーで販売されている、2本を買っておけば濃い色布も薄い色の布も対応できて十分です。
紫の方は自然に消えて、白い方は水洗いで消えます。紫の方の消しペンは使っていませんが、2週間程度で消えるので、なくても問題なく便利に使えています。
以上、愛用のチャコペンを紹介しました。
ハンドメイド初心者の方も普段からお使いの方も、自分に合うチャコペン選びの参考にしていただけたら幸いです。
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