【初心者の方も簡単に】子供服をぬいぐるみコスチュームにリメイクしました。
子供用のサイズからのリメイクの場合、そのまま襟ぐりや袖などを再利用できる場合もありますので、元の服のデザインを活かしてリメイクがしやすいです。とても気に入ったデザインの子供服があれば、新品からサイズを調整して着せてあげても楽しいですね。
所要時間の目安は、初心者の方が手縫いで3〜4時間程度です。写真では一部ミシンを使用していますが、手縫いでも手順は同じです。簡単なので、材料が揃えば1日で着せられます。
初めてコスチュームを作成される方は、作業の前にページの最後までお読みいただき、全体の流れを把握いただくとスムーズに作れます。
コスチューム全体を作成する場合の材料の目安
- 子供服のワンピース 1着 ※今回は80cmの子供服(古着)を使用
- (子供服の大きさ次第で)シーチングやフェルトなどの布(子供服に合わせた色味/リボンの裏側に使用) 15cm×20cm程度 1枚
- ミシン糸または手縫い糸(子供服に合わせた色味)
- ゴム紐(ベージュ) 約35cm程度 リボンを固定するために使用します
- スナップボタン2組(またはマジックテープ1cm×5cm程度)
- わた 適量(なくても作れますが、リボンがふっくらしてかわいいので入れるのがおすすめです)
今回はお好みでリボンのみ型紙を参考にしてください。
ワンピースは、実際に着せたいぬいぐるみに合わせて、大きさを調整していきます。
パーツ一覧(10種類)
【パーツ】 | 名称 | 材料 | 備考 |
---|---|---|---|
本体 | ワンピース | ワンピース(今回は古着を使用) | |
リボン | 表面・中央部分 | ワンピースのサイズ調整で取り除いた部分の布を利用 | リボンは 左右同じ形を2枚 |
裏面 | シーチングやフェルトなどの布 ※今回は黒のシーチングを使用しました |
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無料でお使いいただけます。型紙の利用(著作権など)に関してはご利用にあたっての注意事項をご一読ください。
リボンの型紙については、こちらの記事で紹介しています。
リボンAとリボンBの2パターンの型紙がありますので、好みで選んでお使いください。
今回は、両側にレースがついていたので、リボンの作り方自体はこのページに記載しました。レースがない場合は、以下のリンク先の「きほんの手作りリボン」のページを参考に、ワンピースから取った部分の布に合わせて、大きさや形を調整してください。
作り方
ワンピースの作り方
まずは、ワンピースのサイズをぬいぐるみの大きさに合わせて調整していきます。ワンピースは、サイズの調整のみなので型紙はありません。①ウエストの長さ と、②丈の長さ の2つを調整します。
実際にぬいぐるみに着せた状態で、まずはウエストをどの程度小さくするかを調整します。この時、写真ではまち針を使用していますが、手芸用の仮止めクリップ(小さい洗濯バサミのような商品)も、手芸初心者の方には使いやすくて便利です。
今回は、もとのワンピースのボタンホールがちょうど目印になりました。
必要に応じて、チャコペンなどで周囲に印をつけます。今回は、ボタンホールを目印にしてカットしました。
切り取った部分をリボンとして利用するので、リボンの大きさにも注意しながら切り取る布の大きさを確認してください。
この時、縫い代として約5mmずつ布が重なり合う部分を見越して、カットします。
今回は、そのままワンピースを着せてみたところ、スカートの長さが5cm程度長すぎる状態でした。そのため、胸の部分の布と、スカートの部分の布との間にあったパーツの幅をそのまま短く調整します。
一度、縫い合わせた場合にどの程度の長さになるのかをまち針やクリップで調整し、縫い合わせる前に、問題ないか確認してから、実際に縫い合わせるようにしてください。
今回は、丈を詰めた部分の布は、そのまま下側(スカート側)に折れば目立たずに着せることができたため、切り取らずに残しました。(布地の厚みによっては、ゴワゴワしてしまうので、リメイクする服に応じて切り取るようにしてください。)
リボンの作り方
リボンは、きほんの手作りリボンの型紙を参考に、再利用できるレースなどの装飾があれば、自然な位置につくように調整して作ります。
裏側の布は、今回足らなかったため、別布(黒色)で作成しました。十分に布地があれば、同一色で両面を作成して差し支えありません。
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