ダッフィーのコスチューム、市販のものもかわいいものがたくさんありますが、自分の服とのリンクコーデなど、手作りコスチュームならではの良さもありますよね!
手作りであれば、好きな柄の布や裾の長さなど、デザインも自分好みにできて、今まで以上にダッフィーを連れてのお出かけが楽しくなると思います。今回はコスチューム作りで必要になる道具を紹介します。
コスチューム作りは、装飾などの細かい点を除くと、大きく分けて以下の3つの工程があります。
①型紙を作る
②布を裁断する
③縫って形にする
①型紙を作る の工程ではコスチューム作りならではのものがありますので、今回は特に必要なものを紹介します。
②布を裁断する ③縫って形にする の工程で必要な道具については、「洋裁を始めるために必要なもの」としてまとめました。洋裁自体が初心者の方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
型紙を作る 印刷するもの/書くためのもの
プリンター
このブログで紹介している型紙は、プリンターでA4用紙に印刷すると、そのまま型紙として使えるようになっています。
プリンターがない場合はPDFをコンビニで印刷いただくか、PDFが原則5mmの方眼紙になっていますので、手元に5mmの方眼紙があればデータを見ながら書き写す形でも作れます。
ボールペン/油性ペン
型紙を作るのに使います。クリアファイルや型紙用シートを使用する場合は、油性ペンが線がはっきりして見やすいです。この時、何色でも大丈夫ですが、色の数が複数あると出来上がり線と縫い代を含んだ裁断する線の2つを色分けできて、分かりやすくなります。一色しか手元にない場合は、実線と点線などで書き分けることで対応できます。
型紙を作る 型紙の素材
コピー用紙
一番簡単に型紙を作るにはA4のコピー用紙に印刷して、布に写すのが簡単です。
印刷したコピー用紙を切り取りそのまま型紙として使う場合
そのまま実線で切り取り、布に重ねて型紙の周囲をチャコペンを使って線を引きます。型紙を外して、線の内側を裁断すれば、型紙と同じ大きさの布を切り取ることができます。
チャコペーパー(布用のカーボン紙)を使う場合
下から順に、布→チャコペーパー→印刷した紙 と重ねて置き、印刷した型紙の線をペンなどでなぞって布に型紙を写します。
クリアファイルやパターンシートを使う場合
以下で紹介しますが、印刷した紙の上に他の素材(クリアファイルなど)を置き、写し絵の要領で写し、透明な型紙を使うとその後の作業でメリットがあります。この型紙を作ると布に載せた時に布の柄が表側から確認できるので、柄合わせが簡単にできるようになります。この場合の裁断は、クリアファイルで作った型紙を布に載せて、周囲をチャコペンでなぞるようにして印をつけ、裁断は印の内側を切ります。
クリアファイル
上記の通り、型紙自体が半透明であることで、柄合わせが簡単になります。
パターンシート(セリア)
クリアファイルと同じように、半透明なので柄合わせが簡単にできます。クリアファイルよりもしっかりした素材で方眼も入っているため、より使いやすくなっています。
(ただし大きさの割にお値段が高めなので、気に入った型紙で何度も繰り返し使う予定があるものにだけ使っています。)
型紙用方眼不織布(ダイソー)
ダイソーでは型紙用の不織布が販売されています。コピー用紙よりも柔らかく、かつ布の上で滑りにくいので、コピー用紙で作った型紙と同じように、印を付けてから裁断することもできますが、布の上に不織布の型紙を重ねたまま、チャコペンで印をつけることなくそのまま布を切ることもできます。
型紙を布に重ねたまま裁断すると時短になりますが、失敗しやすい工程なので、初心者の方は布へしっかり印を付けてから裁断することをおすすめします!
壁掛けカレンダーなどの丈夫な紙
コピー用紙は、それ自体が柔らかいため、使用する布の種類によっては印つけが上手くできないことがあります。その点、カレンダーなどの少し厚みのある紙であれば、布に重ね合わせて周りをチャコペンでなぞった時に型紙自体の形が変わりにくいので、印つけが行いやすくなります。
ただし、コピー用紙以上に紙が透けないため布の柄が確認しづらいです。無地の布を使用する時におすすめです。
プリンターを使わない場合:方眼紙
ダウンロード用のPDFは、5mmのA4サイズの方眼紙になっているため、同じ5mmのA4サイズの方眼紙がおすすめです。
手間と時間はかかりますが、画面を見ながら同じように線を引くと同じ形を手書きでも書くことができます。
型紙を作る 切るもの
はさみ
型紙を切るのに使います。
※布用の裁ちはさみは、布用です。
紙を切ると切れ味が悪くなる場合がありますので、布用のはさみで紙やプラスチックを切るのは避けてください。
カッター
布を切るのはローラーカッターがおすすめでしたが、コピー用紙やクリアファイルなどをカットする場合には、普通のカッターが使いやすいです。
型紙の角が鋭くなる場合がありますので、刃物と切ったものの切り口には十分注意して作業してください。
カッター板
カッター板は、型紙を作るときにも、布をローラーカッターで裁断するときにも使えます。また、布を直角に裁断したい場合にも、方眼のついたカッター板の上で作業すると分かりやすくて便利です。作業台としてリビングテーブルなどを使う場合には、万が一の傷の防止にもなりますので、ぜひ一枚敷いて作業していただくことをおすすめします。
まとめ
一般的な衣類を作る場合と比較すると狭い作業スペースでもコスチュームは作ることができます。簡単なものからぜひ挑戦してみてください。
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