ブラザーの刺繍ミシンには純正のミシン糸があります。太さや伸びやすさなど、ブラザーのミシンのために作られているかと思うと、やはり安心ですね。ブラザーの糸でなくても刺繍はできますし、糸の素材の都合で別のものも使用していますが、刺繍ミシン初心者の方にはブラザーのミシン糸がおすすめです。
ブラザー純正 刺繍糸の種類
ブラザーのミシン用に発売されている刺繍色は、ウルトラポスとカントリーの2種類があります。素材は、どちらもポリエステル100%です。一つの刺繍の中で2種類を使うこともできますが、全体の雰囲気が統一できるので、どちらかを使用するのがおすすめです。
ポリエステル100%では、ヒートカットには向きません。(ワッペンなどを作る時に、刺繍した布を刺繍の周囲で熱で切ることをヒートカットといいます。)刺繍した後にヒートカットをしたい場合には、レーヨンの糸を使用することで綺麗にカットできますので、ワッペンを作りたい方は覚えておいてください。
ウルトラポス
市販されているワッペンのように、糸自体に光沢があるため、キラキラした高級感のある刺繍ができます。
糸巻き(糸コマ)の部分は白色のプラスチックで、表示は黒背景に文字色はシルバーです。
カントリー
刺繍用ではない一般のミシン糸に近く、艶消しで落ち着いた雰囲気の刺繍ができます。
糸巻き(糸コマ)の部分は黒色のプラスチックで、表示は黒背景に文字色はゴールドです。
〇〇色セット
ウルトラポスには、39色セット(ETS39)、23色セット(ETS23)、新色22色セット(ETS22)の3種類、
カントリーには、40色セット(CTS40)、新色21色セット(CTS21)の2種類があります。
詳しくは別途紹介しますが、ウルトラポスの23色セットは全て39色セットに含まれる色です。
最初にある程度買い揃えたい場合:39色セット
最初に主だった色だけ購入したい場合:23色セット
39色や23色をお持ちの方が異なる色を買い足したい場合:新色22色セット
という使い分けになるかと思います。
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