【レビュー】ブラザーのラベルプリンター QL-820NWBc

みん

ハンドメイドの作品の販売を行う中で、少しでも発送作業にかかる時間を短縮したいと思い、ずっと欲しかったラベルプリンターを購入しました!
普通のプリンターとは何が違うのか、ラベルプリンターの導入のメリットとデメリット、使ってみた感想をまとめます。

今回、新たに購入したラベルプリンターQL-820NWBcは、ブラザーから販売されています。

目次

ハンドメイドの発送作業を簡単に!

わざわざラベルプリンターではなくとも、普通のプリンターでラベル用紙に印刷したらいいのでは?と思いますよね。A4サイズなどのラベル用紙の場合、1枚分の宛先を一気に印刷するほどの頻度で売れるわけではなく(それくらい販売できたらいいですが)…時々一枚のラベル「だけ」を印刷したい、という気持ちがあり、ラベル用紙のためだけのプリンター購入に至りました。

発送先の住所をブラザーのアプリであるBrother iPrint&Label で入力し、印刷ボタンを押すとすぐに出来上がります。現在は、スマホ(iPhone11Pro)を使用しており、印刷の速度は本当に速いです。これなら、お仕事で大量に印刷する人もストレスなく使えるだろうな、と思うくらい、たまに1枚印刷するような使い方では勿体無いと感じるほどにとても速いです。

このラベルプリンターを購入するまでは、宛先を記入する枠だけ、通常のA4サイズのプリンターでラベル用紙に作成しておき、発送の都度、手書きで宛先を書き込んで発送していました。(一般的には、一部を剥がしたラベル用紙を再度プリンターで印刷は推奨されていないため、おすすめはできませんが、発送の都度使った部分だけを剥がして残りを次回以降に使う使い方もできます。)

通常のプリンターとの比較

ラベルプリンター通常のプリンター
印刷できる大きさテープ幅:23〜62mmA4サイズ など
印刷の仕組み感熱式インクジェットまたはレーザー
ラベルプリンターと通常のプリンターの比較表

印刷の速さ

公式には、最大176㎜/秒だそうです。
正直、たまに1〜数枚程度を印刷するような使い方であれば、速さにこだわる方は少ないかもしれませんが、とっても速いです。住所をアプリ内でコピーペーストする手間を含めても、1枚だけでも早いです。2枚以上であれば、手書きよりも圧倒的に早く宛先を印刷できます。

そして、たまにしか使わない人ならではの点ですが、インクジェットプリンターの場合は電源を入れてから、一枚印刷し始めるまでにかかる時間が、長かったりもします。(その間を利用して、梱包したり発送元ラベルを貼ったり、作業すれば良いのですが)待ってると長い待ち時間が、感熱式ということもあって、すぐに起動できる点もおすすめのポイントです!

にじみ具合

家庭用のインクジェットプリンターでのラベル印刷も使用してきましたが、ちょっとだけ「にじみ」が気になっていました。特に、細い文字を印刷した場合に、印字した部分と白の部分の間に、にじみがありました。

その点、感熱式という印刷の方式によるものと思いますが、文字や線がとても、くっきりはっきりしています。全くにじみが気にならないので、その点もとても気に入っています!

価格

購入時点では、2万円台半ばの金額で、本体とお試しのラベルシールの他に、一巻ラベルシールが付いてくるセットで購入しました。

ラベルを印刷するためだけのプリンターという意味では、一般的なプリンターと比較して、相当数印刷する方を除くと割高かもしれませんが、ちょっと発送が楽しくなったのは確かです。(個人の感想です)

大きさ

本体の大きさは、一般的なプリンターと比較すればもちろん小さいですが、正直手元に置いてみると意外と大きいと感じました。高さもあるので、棚の隙間に設置を検討している方や、狭いスペースに置きたい方は、大きさをしっかり測って検討することをおすすめします。

また、テープ(ロール状のシール紙)の交換の際は、上部を開けて交換する形になりますので、使用する枚数が多い方や、複数のサイズをラベルを使い分けしたい場合には特に、本体上部のスペースの余裕に注意が必要です。

私自身の使い方に近いものですが、同じサイズのラベルだけを使い、年間で100件を発送する方を例にすると、サイズによりますが1巻で400枚とか700枚のラベルが印字できるため、4〜7年間、開けないかもしれません。その場合は、普段から蓋を開けられるスペースを確保する必要はなさそうです。(本体の前方からラベルが出てくるので、ラベルの出口の隙間さえ確保できれば、狭いスペースでも設置できます)

まとめ

いかがでしたでしょうか。初期費用こそ高くつきますが、毎回の発送の手間を少しでも軽減できることを考えると個人的には、週に複数回発送する程度の使用頻度があれば購入がおすすめです。もちろん、それ以上の頻度があれば、印刷の速さも活かして、より活用できると思いました。

ハンドメイド作家の方など、発送の機会がある方は参考にしていただければ幸いです。

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この記事を書いた人

ハンドメイドが好きで手芸用品店に通うのが趣味。洋裁は学校で勉強したことはなく独学です。最近は主にダッフィーとシェリーメイなど、ぬいぐるみのお洋服をメインで製作しています。最近はベビー/キッズの衣類や小物もよく作っています。

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