シェリーメイのぬいぐるみに付いてくるリボンと、ほぼ同じ大きさのリボンを作りました。小さな布で作れるので、お気に入りの服などをリメイクして作ることもできます。ミニーをイメージしたリボンの上側にボリュームのある華やかな雰囲気の型紙(型紙A)と、もともと付いているリボンに近い形で落ち着いた感じの型紙(型紙B)の2種類の型紙を使い分けています。形の違いでなんとなく雰囲気が変わるので、お好みの型紙を使ってください。
所要時間の目安は初心者の方が手縫いで1時間程度です。写真ではミシンを使用していますが、手縫いでも手順は同じです。
とても簡単に作れるので、ぜひ色々な布地で作って楽しんでください。
シェリーメイの魅力をアップさせるリボンとは?
素材(布)はコスチュームに合わせて、同じ布で作るのがおすすめです。リボンの左右や上下で布を縫い繋げて作ることもできるので、布の大きさに余裕がない場合は、布を組み合わせて作ることも考えてみてください。
材料の目安
- 布 型紙A型紙BのどちらでもA41枚分あれば十分です
- ゴム紐(ベージュ) 約35cm(長さは実際にぬいぐるみにつけて合わせます)
- 綿(100均でも売っています)
フェルトで作る方へ:100均のフェルトを使用した感想をまとめましたので、フェルトのコスチュームを検討中の方は、参考にしてください。↓
型紙データのダウンロード
壁紙のダウンロード
A4 1枚に型紙Aと型紙Bがありますので、お使いになりたい型紙を選んでお使いください。
型紙は無料でお使いいただけます。型紙の利用(著作権など)に関してはご利用にあたっての注意事項をご一読ください。
型紙の準備&布の裁断
印刷する場合、PDFをコピー用紙に印刷して切り取り、型紙を作成します。
プリンターがない場合、印刷する代わりに手書きで写していただくこともできます。その場合はA4サイズで5mm間隔の方眼紙を使うと便利です。
印刷の場合は縮尺100%で印刷し、背景の方眼が5mm間隔で印刷されていることをことをご確認ください。
型紙は、縫い代を含めた裁断する線を実線で表記していますので、型紙は実線を切ってください。オレンジ色の点線は縫い線(出来上がり線)の目安を記載しています。
布の上に切り取った型紙を置き、チャコペンなどで周囲に印をつけます。この時、全てのパーツが布の上に置ける(布が不足しない)ことを確認してから、印をつけ始めてください。また、模様を裏表の布で合わせたいときは、表裏の布の向きと柄に注意して型紙を置く場所を決めるようにします。
このリボンは裏表の2枚で同じ形の型紙を使って布を切ります。1枚印刷すると2パターンの型紙が印刷できるようになっていますので、注意してお使いください。同じ形の型紙が2枚あった方がわかりやすい方は、同じ型紙を2枚印刷して確認するようにしてください。
布に印をつけるのに使う「チャコペン」ですが、お持ちではない方は以下の記事も参考にしてください。
印をつけた布を裁断する時は、型紙と同じ大きさに布を切るためにつけた印の内側を裁断していきます。
切り取った型紙の外側につけた印のさらに外側(または印の上)で布を裁断すると、型紙よりも布が大きくなります。型紙と同じ大きさに布を裁断するため、布地の使わない側に線が残るように裁断してください。
作り方
リボンの作り方
中表(表の側どうしを内側)に合わせて、返し口を除いた部分を一周ぐるりと縫い合わせます。返し口の部分を開けておき、裏返します。フェルトなど厚みのある布地を使用するときは、先が丸いペンなどを使用すると簡単に表に返すことができます。
返し口から綿を入れて、縫い合わせます。綿の量は作りたいリボンの雰囲気を考えて入れていきます。綿の量で厚みが変わり、厚くなると正面から見た時の大きさが小さくなります。また、左右の綿の量に差があると、左右のふんわり感も違ってくるので、返し口を閉じる前に左右差がないように調整してください。
中央に向けて折り布の端の近くを縫います。フェルトを使用する場合などは特に、折り返して丈夫にしないと伸びてしまうので、使用する布の特徴に合わせて工夫してください。
中央のパーツを返し口を閉じたリボン本体に巻き付けて、縫い付けます。リボンのバランスを見ながら、左右のリボンの大きさが同じになるように、真ん中につけていきます。裏返した状態で縫い合わせて、縫い代を開いて最後にひっくり返すと、リボンの裏側もスッキリとおさまります。
中央のパーツにゴムを通し、実際にぬいぐるみにつけて長さを調整します。結び目はリボンの中に隠すこともできます。
シェリーメイにつける時は、実際につけたい場所に置いてから、耳の前と後頭部をゴムが通るようにつけるとしっかりとつけることができます。
完成したリボン
型紙Aと型紙Bのそれぞれを使って、フェルトのリボンを作りました。本体は黒のフェルト、中央のパーツは白のフェルトを使用しています。
今回の白のフェルトは左右から折り返して、全体が2重になっていますが、少し白の色味がはっきりしませんでした。3つ折りにするともう少し明るい色になりますが、縫いづらくなりますので、使用する布の特徴に合わせて調整してください。
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