【洋裁初心者向け】洋裁を始めるために必要なもの

読者さん

ダッフィーのコスチュームを作ってみたい気持ちはありますが、何から初めていいのかわかりません。飽きっぽいのであまり高いものを買い揃えるのは避けたいです。

みん

洋裁の道具は、もちろん本格的な高いものもありますが、安く揃えて始めることもできます!
”経験は家庭科の授業のみ”でも十分です。学校で使った裁縫セットがあれば洋裁に必要な大抵のものは入っています。
洋裁を始めるにあたってまずは必要になる道具を紹介します。

全く経験がない方も、洋裁は手軽に始められるハンドメイドです。まず最初に揃えるべき道具がいくつかありますので、絶対に必要なものから順に、あると便利なものまで、実際の感想を交えて紹介していきます。

なお、コスチュームを作る上で必要な型紙の作成については、こちらの記事を参考にしてください。

目次

【必須アイテム】3点

針(ニードル)

縫い針は用途に合わせて長さや太さが異なります。初めて購入する場合は、長めの針と短めの針の両方が入ったものが便利です。手縫いの針は、基本的には扱いやすいものを使えば良いので、いくつか試してみることをおすすめします。

ミシンを使う場合、ミシンの針にも種類がありますので、取扱説明書をよく読んで布にあった針を使うようにしましょう。

糸(手縫い用/ミシン用)

使用する布地の色に合わせて、基本的には目立たない色を選択します。
縫い目が表から見える場所を縫う際には、縫い糸をあえて目立つ色にする場合もあります。

ミシン糸の場合も、「厚手用」「普通地用」「薄地用」などがあります。同じように糸なので、手縫い用の糸でもミシンで使えそうに見えますが、ミシンの故障につながることもありますので、ミシンで使うときは、ミシン用の糸を必ず使うようにしましょう。

手縫い用とミシン用の糸は、ぱっと見では区別できませんが、糸が捻じられている向きが異なります。

布切りはさみ(断ちはさみ)

布地を切るために使うはさみです。できるだけ切れ味の良いものを使うことで、作業しやすくなり作品の仕上がりもキレイになります。

布切りはさみがあれば、小さな糸切りはさみは別途用意しなくても問題ありませんが、細かいところは大きなはさみでは切りにくい場合があります。

【推奨アイテム】10点

ミシン

直線縫いができるミシンが一台あるだけで、作れるものの幅がかなり広がります。また、趣味として作品を作るだけでなく、ズボンの裾を直すなど、実用的な使い方もできるようになるので、便利に使えます。
安いものは、10,000円程度で買うこともできますので、お金と収納場所に余裕があれば一台持っていても良いと思います。

主なメーカーにはブラザー、ジャノメ、シンガー、ジューキなどがあります。機械なので、どのメーカーのものでも、故障することは考えておく必要があります。故障の際の対応など含めて、本体の機能なども直接販売員と相談して決められる販売店での購入がおすすめです。

針山(ピンクッション)

針を刺すための台です。縫い針やまち針を刺して、作業の合間に針を置いておくのに使ったり、針の保管に使用します。

糸切りはさみ

断ちはさみで代用することもできますが、ちょっとした糸の処理に使う際は専用の糸切りはさみが便利です。キャップがついたものが保管もしやすくて便利でおすすめです。

メジャー

布の大きさを測ったり、リボンやテープ、ダッフィーのコスチューム制作ではダッフィーの採寸などに使用します。定規と紐で代用できる場合もありますが、100均でもそれなりの精度のものが売られていますので、一つあると便利です。

畳むようにして収納するタイプと、ボタンで巻き取れるタイプのものがあります。畳むタイプのものは、畳んだクセがついてしまうことがあり、いざ使おうと思った時に使いづらいことがありますので、巻き取るタイプがおすすめです。

物差し

広げた布を特定の大きさに切ったりする場合には、30cmや50cmの物差しがあると便利です。人の洋服を作る場合などは100cmの物差しも使用する場合が多いですが、小物やダッフィーのコスチューム程度の大きさの作品であれば、50cmのものがあれば十分です。

チャコペン

布に印をつけるためのペンや鉛筆、チョークなどです。普通の紙に書くためのペンや鉛筆でも代用できますが、時間が経つと勝手に線が消えたり、濃い色の布に書くための白いペンなど、便利です。

まち針(またはクリップ)

縫う予定の部分をまち針で留めて、柄や布の向きを確認したりするのに使います。手縫いの場合は縫い進めながら確認しやすいので、まち針を使わなくても、あまり困りません。

ミシンを使う場合は、できるだけまち針を使って縫う場所をあらかじめ固定しておいた方が、仕上がりがキレイになります。ミシンは構造上、複数の布を合わせて縫う場合に、一番下の布にだけ布を後ろに送る力が加わります。布どうしが滑りやすい場合や、伸縮性のある布を縫う場合、一番下の布とその上にある布がずれてしまう場合がありますが、まち針でしっかり上下の布が固定されていれば、ずれにくくなりますので、めんどくさがらずにまち針を使うのがおすすめです。

ローラーカッター

布を裁ちはさみで切るのは、意外と難しいです。特にニットなどの伸びる布や、サテンなどの滑る布の場合は、はさみで印通りに切ることは難しいので、カッター板に布を広げてローラーカッターでカットすることをおすすめします。

ローラーが小さいと小回りがきいて、細かいパーツの切り出しがしやすいですが、カットするのにそこそこ力が必要です。逆に、大きなローラーのカッターは、軽い力で布を切ることができますが、切っている位置がローラーが大きい分、分かりづらくなり、小回りができません。

切る布が薄いものが多いのであれば、小さなローラーがおすすめです。

カッター板

ローラーカッターを使う場合は必須です。
布をローラーカッターで切る場合、布の厚さにもよりますがそれなりに力を入れて来ることになるので、安定した広い場所で、大きめのカッター板を使って作業するのがおすすめです。

ほつれ止め液

布を切ったところから、糸が出てきてしまうことを「ほつれる」と言います。

ほつれ止め液は、接着剤のようなもので、糸どうしを接着することで切り口から布がほつれていくのを防止できます。
コスチュームを作る場合は、普通の衣類を作る場合とは異なり、頻繁に選択をしたり着脱をしたりする機会も少ないので、切り端のほつれはさほど気にならないかも知れませんが、塗っておくと安心なので、あると便利です。

おまけ

作業台

「洋裁に」必要なものではありませんが、作業台として愛用しているニトリの昇降テーブルを紹介します。
ベッドやソファに腰掛けて使う場合が多いものかと思いますが、作業のための台としてもおすすめです。

組み立ては、思っていたより広いスペースが必要だったのと、しっかりした机なので重さもあり(11kg)、ちょっと大変でしたが記載の通り30分程度で設置までできました。

カラーライトブラウン・ミドルブラウン・ダークブラウン
サイズ幅80×奥行40×高さ65~95cm
素材合成樹脂化粧繊維版/スチール
重量約11kg
保証年数1年
組立時間30分
梱包サイズ幅85×奥行45×高さ9cm

まとめ

みん

最低限必要なものは、針と糸とはさみです。
その他のものは代用することもできますので、こだわらなければ道具は数千円で揃えることもできます。
気軽に始められますので、ぜひ挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

ハンドメイドが好きで手芸用品店に通うのが趣味。洋裁は学校で勉強したことはなく独学です。最近は主にダッフィーとシェリーメイなど、ぬいぐるみのお洋服をメインで製作しています。最近はベビー/キッズの衣類や小物もよく作っています。

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